『笠戸島〜室積』
2013.6.30
 今回も島シリーズ。瀬戸内の島も、もうずいぶんまわって、つぎはぎ日本一周の地図には記入しきれないぐらいだ。今回は笠戸島に行くことにしたのだが、ここは、笠戸大橋という橋で陸続きになっている島だ。
笠戸大橋の本土側の港に駐車して笠戸島へ向かう。

 最初に向かったのは、家族旅行村。実は、ここは、子どもが小さいころキャンプをしたところだ。もう10年以上たっているのだが、施設自体はあまり変わっておらず、懐かしい気持ちになった。管理人さんに、あいさつして、施設内を散歩させてもらった。

   

     

  遊歩道沿いに、のぞき窓のような景色がそのまま絵になるようなモニュメントが何か所かあり、それぞれに題がついていた。そんな施設をぐるっとめぐったり、以前キャンプしたサイトにいってみたりした。遊歩道から見える景色に気になる箇所が・・・・、以前はあったのかどうかあまり記憶にないのだが、はなぐり海水浴場の近くの海に、遊歩道が設置されているのだ。

  

 家族旅行村を後にして、その海水浴場に行ってみた。さすがに泳いでいる人はいなかったが、釣りをしたり、足をつけて遊んだりしている人がいた。夏になると、きっと大勢の海水浴客でにぎわうのだろう。その向こう側に海の中を歩けるような遊歩道があったが、そこに人だかりができていた。何かと思い、行ってみると、なんとかレンジャーのような子ども向けの番組の撮影をしていた。その横を通って、遊歩道を進む。海の中に橋をつくってそれを歩いていくといったものだ。ところどころに釣りをしている人がいて、地元の人々の憩いの場になっているようだった。

   

 海水浴場を後にして、進む。次に見えてきたのが恐竜のモニュメント。ここから家族旅行村へ歩いていけるようになっていた。
 その先を進むと、造船所が見える。この大きさの島にしては、規模が大きい。相当大きな船も造っているのだろう。近くへはいけないけれど、迫力を感じ、次へ進む。

   

 深浦という地区に入る。ここは港町だ。港の端の方の海の中に鳥居があった。その鳥居の近くに行ってみたが、その先は行き止まりだった。少しもどり、山へ向かって細い道が続いていたので、そこを上っていくと、地元の方がいた。この道はどこへ行くのか?ということと、島を一周できるような道はあるか?ということを尋ねたが、残念ながら、この道は少し行くと、行き止まりになり、島を一周するような道はないとのこと。仕方がないので、この道を行き止まりまで進む。結構な坂だ。進んでいくと、舗装道路ではなくなり、砂利道になってしまった。砂利道だと、ロードバイクは進みにくく、転倒する危険もあるため、あと少しで、行き止まりではあったが、舗装道路の部分で、Uターンをすることにした。さっきの深浦というところに、古そうな神社があったので、そこにお参りして、元来た道を帰る。国民宿舎で、昼食をとり、エネルギー補給。

    

   

 その後、笠戸島をあとにして、室積へ向かう。途中、道がわからなくなったりしたが、なんとか到着。
みたらい燈籠堂や、室積台場など、歴史的なものもあり、半島のような部分や町の雰囲気もなかなかよかった。
 だんだんと、島シリーズも 1日で行けるところが少なくなってきた。今回は橋があったので、船を利用することもなく、島シリーズ独特の旅情はあまり感じることはできなかったが、懐かしい気持ちになったり、古い町並みを堪能したりでき、なかなかの収穫があった。次の島・・・・・どこがいいかなぁ?

   

    

   

本日の走行距離   61km
平均速度       16.3q/h
    





















『つぎはぎ日本一周』