紙祖川編 匹見〜三葛
2012.5.5
高津川を上るシリーズは、完結したと思っていたのだけれと、今年から匹見町で勤務することになって、匹見町に流れる川の中に、まだ行っていなかった川があったことに気がついた。三葛方面に流れる川だ。ゴールデンウィークは、部活の指導や大会があったのでなかなかフリーの日が無かったけど、部活が午前中だけという日の午後に行くことにした。匹見まで来ているのですぐにいけるということもある。朝、部活に行く車の中にMTBを積みこんだ。
部活が終わって、スタート。今回は、ブロックタイヤにしているので少々のオフロードでも大丈夫。三葛方面に流れる川沿いを進む。匹見小学校の裏側を通っていく。しかし、少し行くと土手の道がなくなり、川沿いを進むことができなくなる。仕方なく線を進む。昨日の祝島同様今日も天気がよく気持ちいい。そう言えば、安蔵寺山ヒルクライムのきっかけになったYoshiさんの鹿足ライド時、このあたりを通ったのを思い出した。のどかだ。少し行くとバイパスが出来ていた。当然旧道を選択して川沿いを進む。どこも景色がよく撮影して、少し行く、撮影して少し行くの繰返しで、なかなか進まなかった。本当に綺麗な川だ。
春の陽気に誘われたからだろう。ところどころで、蛇が道路に出てきていて、ドキッとする。蛇だけは、いくつになっても慣れない。本能的に拒否反応が出る。
廃校になった三葛小学校に到着。現在は、 研修センターのようになっていた。宿泊もできるようで、この日も下関から来たというご夫婦がいた。
高津川を上るでは山に登って行くので、弁当を持って行くことが多い。これが遠足のようで、なかなか楽しい。この日もここ、三葛小学校のもと校庭で、弁当を食べた。天気のよい中のんびりとした時間を過ごした。そこへ、宿泊している下関から来た方が話しかけて来た。折り畳み自転車を持ってきて乗る予定だったのだが、道路に蛇が何回か出たので、恐くなってやめて暇になって部屋で、テレビを見ていたということだった。まあ、私のような田舎で、育った者でも苦手になる蛇、都会から来た人は、それは無理だろう。でも、これだけ自然が美しいのに部屋で、テレビというのはもったいない。
そんなことを思いながら先に進む。
川は、いくつかに分かれていて、どちらに行くかは、その時の気分で、なんとなく決める。この時は三葛の集落のある方に進む。この集落、なんとも言えずよい雰囲気だ。思っていた以上に開けていて、集落全体がほっこりと暖かい感じ?ウーン、言葉にするのは、難しい。
まだまだ川の水量はあるので、源流はさきだ。どんとん川沿いの道を上っていく。集落を離れ再びひっそりした山道を進む。ところどころで、川沿いの道ではなくなり、川が見えない道を進む。そんな時は川の音が聞こえていることを確認しながら進む。だんだんと川幅が狭くなってきた。いよいよ源流が近づいてきた。が、なんと行き止まり。溝のような小川ではあるがまださきまで川は、流れている。ここまでと言うのは少々悔しいけど、MTBで行けそうな道はないので、仕方がない。本日はここまで。川沿いではないが横に道があることはあったがわさび栽培農家専用道路で一般の者は入ることはできなかった。しばし休憩して、来た道を帰る。下りはさっきまでひいひい言って上っていた道をあっという間に進む。この快感がなんとも言えずいい。ご褒美だ。ブロックタイヤ特有のロードノイズもいい感じだ。ただ、ロードバイクに慣れているので、道路に張り付いたようななかなかスピードが出ないMTBの下りは、今ひとつスッキリ感が足りない感じだった。まあ、MTBだから仕方がないことではあるが。
あっという間に下りきってスタート地点に到着。高津川を上るシリーズは、まだまだ楽しめると言うことも確認した。このルートでもあと何本か支流があった。
続きが楽しみだ。午前中部活というのがけっこうあるので今回のパターンまたしようと思う。
本日のデータ
走行距離 25.13km
最高時速 39.0km/h