『相島』
 2015.6.21 
 日曜日がフリーということで、いつものように、前日出発、車中泊で、朝から活動のパターン。今回は、猫島として有名な、福岡県の相島に行くことにした。相島は、とても小さい島なので、相島散策後、宗像市の大島にもいってみようと考えていた。相島行きのフェリーが発着している新宮港に行ってみると、なんと、自転車はフェリーに乗せってもらえないことが発覚。つぎはぎ日本一周の意味が・・・・・と思ったが、まあ、小さい島だし、歩くのもいいか!とプラス思考でフェリーに乗り込んだ。猫島として有名ということからか、釣りスポットということからか、結構大勢の乗客が乗っていた。
 20分近く船に揺られて相島港へ到着。のんびりとした時間が流れていた。

    

    

 今回は、徒歩で、島を一周するので、普段以上に島を堪能しようと、スタート。さっそく、猫島というだけあって、猫があちこちに気持ちよく寝転んでいた。中には、甘えにやってくるかわいい猫もいて、癒しの空間。ただ、予想ではもうちょっと猫が多いかと思っていたのだが、それほどでもなく、普通より、少し多いことと、人懐っこい猫の割合が多いといったところ。まあ、それでも、向こうから甘えにやってくるということ自体、普段ではなかなかない経験なので、癒された。以前、真砂に住んでいたころ、実家で猫を飼っていたころのことを思い出した。
 この島の家には、正月ではないけれど、注連縄が飾ってあった。この島ならではの風習なのだろう。相島小学校の横の道を進んで行く、ここからはちょっと山道に入って行く感じだ。少し行くと、積石塚古墳群という標識が、見えてきた。さっそく行ってみることに。

    

  

 海岸に下りていくと、そこに、岩を積み重ねて作った古墳がいくつかあった。なかなかの景色。遠くに鼻栗瀬(めがね岩)も見え、なかなかすばらしい景色。しばらくの間、景色を楽しんだ。

   

 再び歩いて行くと、今度は、太閤潮井の石という標識。行ってみると、石碑に太閤潮井の石と書いてあるのだろうが、太閤というところがコンクリートでつぶされていた。こういうのを見ると、本当に悲しくなる。いろいろな理由で、太閤秀吉がいやな人もいるだろうが、こういうことをするのはいかがなものか、常識や民度が疑われる行為だ。こういうことはやめてくれ〜〜(怒!)

   

 その近くに穴観音というものも島の人が海上安全・無病息災を願って信仰してきた場所ということだが、現在は崩れる危険があるため立ち入り禁止だった。上から眺めるだけしかできなかったのが、ちょっと残念。

 

遠見番所、相島灯台 などがあり、ちょっと、山を登ったところにあったが、行ってみた。

  

また、ここ相島は朝鮮通信使が立ち寄った島としても有名で、現在はそうした関連施設は残っていないが、もてなしたところの跡などがあった。

   

 早いもので、もうそろそろ島を一周したことになる。フェリーまで、時間があったので、再び、猫と戯れるために、漁港に行ってみる。ひょいとみると、花束のような花がさいているではないか。とても綺麗なので、写真に撮ってみた、後で調べてみると「ランタナ」という花らしい。

   

帰りのフェリーの時間が来た。のんびりした島の時間ともこれでお別れ。時間的に大島に行くことはもう無理そうということが分かったので、今回の「つぎはぎ日本一周」は本当に徒歩だけという珍しいこととなった。
 それでも、中途半端に時間があったので、車ではあるが、以前も行ったことがある、志賀島の金印公園に行ってみることにした。

   

  

こんな『つぎはぎ日本一周』もたまにはいいかな!
本日のデータ
 走行距離 ?q
 平均速度 ?q/h
 フェリー代往復 920円
 高速道路料金 3150円×2
 
















『つぎはぎ日本一周』