シエンタを車中泊仕様に

 

 前回、の続き。車中泊自体は、低反発マットを使用することで、快適になったのだが、朝、起きた時のすごい結露問題と思っていた。今回は、その対策。
インターネット等で、結露防止などと検索すると、いろいろな人が結露に悩んでおり、その対策を施しているのが分かった。簡単な結露防止策としては、窓をちょっと開けておくというものがあったが、これだと、防寒という点できつそうだ。結露、防寒対策グッズとして、車種別にサンシェードというのが売っていた。これが、結構高額、2万円前後。これを購入するのも一つの手かもしれないが、ここまで、ベットなど手作りで作ってきたので、このサンシェードも作ることにした。これも、インターネットでは、いろいろな人が手作りをしていて、参考になった。ベットの防寒対策として利用した銀マットが、ここで再び活用できるのだ。窓の大きさを正確にはかり、その大きさよりやや大きく銀マットを切り、微調整をしながら、ぴったり装着できるようにしていくというもの。

  
銀マットをすったもんだで、新型シエンタの窓の形に切り出した〜。失敗したりしたので、結局銀マット3枚使用

 シエンタは、窓が8か所あるので、なかなか大変な作業だったのだが、一つひとつ地道に大きさを計測しては切り、それをあてて、再び切るという作業をしていった。時には、切り過ぎて小さくなってしまい、作りなおしたり、切ったものをもう一度張り付けたりなどしながら、完成させた。一番苦労したのはフロントの窓。ここは、斜めになっているし、ガラス自体が湾曲しているため、ぴったりさせるのが大変だった。まあ、それでも自分としては、満足がいくものができた。
 ただ、心配なのは、安全装置のためにフロントガラスの上に設置されているカメラの部分には、このサンシェードがかかっていないので、肝心のカメラの部分のフロントガラスは結露が発生する可能性が大ということだ。こればっかりは、やってみないとわからない。

     
装着した状態。内側から見るとこんな感じ。

   
外側から見るとこんな感じ。

  

 銀マットの端に銀のテープを取り付ける。これで、取り外しが楽にできる。折りたたみ式の銀マットなので、たたむとこんなにコンパクトになる。
 さて、実際にこのサンシェードを使用してみると、大成功。予想以上に結露がつかず、ばっちりだった。これで、結露対策、防寒対策は完了。実際のレポートは→( 「能古島」 「玄界島」 )
 


これが、サンシェードを使っていない時の結露。

これが、サンシェードを使用した場合。
    
こんなに、効果があるとは・・・・満足。

 季節は、違うけれど、もうひとつの車中泊での悩みとして、夏の暑さと蚊の対策。これも、手作りをしようと、いろいろと試してフロントのサイドだけは、プラスティックの段ボールと網戸用の網で作ってはみたものの、今一つ窓枠にきっちりはまらず、ボツとした。それで、今回は、市販の車用のウインドーネットというものを購入することにした。フロントが1枚、サイド用が2枚ほど、ホームセンターに売っていたので、それを購入し、足らないフロントの1枚を通販で購入。合計で4500円程度。インターネットの情報によると、雨の日に使用すると、色落ちし、それが車体につき、落ちにくくなるというのがあったので、最初に洗濯をしてから使用することとした。まあ、季節が季節なので、実際に使うのは来年の夏になると思うで、その時まで保管しておくことにした。

 
夏の出番を待つ。


実際にウインドーネットを使ってみた。
『萩 相島』







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