『米子〜備中高梁』
 2015.7.25 

 金曜日は、職場の慰労会。1次会で終了したので、飲まない私は、慰労会後、『つぎはぎ日本一周』に出ようと考えていた。ただ、九州方面に台風が近づいてきているので、そこから離れた場所・・・・、東へ向かうことにした。今まで海岸線が多く、山地縦断はあまりやっていなかったということもあり、今回は日本海側の米子から瀬戸内海側の岡山のルート。 準備が遅くなり、結局、スタートしたのは23時近くになった。9号線を東に向かい、深夜に「道の駅湯の川」まで来たところで、車中泊をし、25日に備えた。 

翌朝、6時前に目を覚まし、道の駅で朝の準備。ここから、本日の出発点 米子まで進む。
 米子に7時すぎに到着。適当な駐車場を米子港付近にみつけ、ビアンキの準備をした。さあ、いよいよスタート。
 まずは、米子駅へ。ここがだいたい8時。 

   

 国道181号線を南下。天気もよく、遠くに見える大山も美しい。日野川沿いの道。景色を楽しみながら進んで行く。
 道の駅「奥大山」でしばし休憩。水分をしっかり取る。最初はそれほどの坂ではなかったのだが、だんだんときつい斜面も出てきた。まあ、気楽な一人旅。急がずのんびり進もう。景色も、山間部の道という感じになってきた。道端ではあったが、カーブになっており、安全か個所に日陰があったので、しばし、ここでも休憩。

  

181号をさらに進むと、新庄に到着。少し、大周りをして、桜並木などを通り新庄を散策し、次へ進む。

    

  

 新庄の少し前で峠を越えたのか、下りとなり、渓谷といった景色に突入。癒されながら進む。
 勝山に近づいたところで、出雲街道 鬼の穴 という石碑が。興味があったので、中に入ってみると、照明もなく、真っ暗の状態。それでも、少しいると、目がなれてきて、少しずつでも進めるようになってきた。これが、外からは分からないが、結構奥まで続いていて、奥にはちょっとした祠?のようなものがあった。途中、コウモリが飛んできて、驚いたが、まあ、ここはコウモリの巣には最適な場所、人間がおじゃまするということだろう。

  

   

 勝山に到着。ここは、古い街並みが残っているところなので、街中散策。でも、その前に昼食。コンビニで弁当を購入し、役場の駐車場横の土手の木陰で食べた。こういうのが、個人的には遠足のようで楽しい。また、しばし、寝っ転がり、休憩。

    

ランチタイムが終わり、街中散策スタート。あまり人はいなかったが、街の雰囲気はとてもよかった。特に、川べりの雰囲気なんか、昔の益田川の土手(写真でしか見たことがない)のような感じなのがよかった。

    

   

   
 

勝山を出て、次に向かったのは高梁。途中で、アイスを食べたりして、暑さをしのぎながら進んだ。

  

 高梁についたところで、結構大きな町のようだったので、本日の宿はここに決めようと思い、先に進むのはやめて、高梁散策をすることにした。備中松山城という表示が気になって、そこへ行ってみることに。すると、天守閣は日本でもっとも高いところにあるというような解説が・・・・、一瞬止めようかとも思ったが、せっかくなので、登ってみることにした。しかし、これが結構な坂。本日一番のトレーニング。途中、係の人が、この先は、もっときついし、駐車場からは徒歩で700mもあるということも教えていただいた。また、天守閣は、時間的にもう閉まっているとのこと。それでも、ここまで来たからには、なんとかしていきたいと思い、せっかくの忠告だったが、行くことにした。
 徒歩で、700mも結構きつかったが、天守閣に到着して、なんとも言えない達成感。やっぱり、来てよかった。高梁の街を見降ろす、立派な城だった。
 帰りは、徒歩の部分は足にくるけれど、ロードバイクは、速い、速い。

   
     

 

 高梁の街に下りてきて、武家屋敷群があるということで、夕方ではあったが、行ってみることに。ここの雰囲気もなかなかよかった。ただ、時間も遅くなっていたので、資料館などはもう入ることはできなかった。

   

 そして、宿探しに入る。夏なので、最悪野宿でもなんとかなるのではあるが、できたら、きちんとしたところで寝たい。ますは駅前に。そして、その近辺をうろうろしたり、スマホで、検索したりして、宿を探した。ビジネスホテル高梁というところに行って泊れるかどうか聞くと、空いているとのこと。助かった。ただし、素泊まりなので、夕食のことも考えないといけなかったのだが、すぐ近くにスーパーがあり、入ってみると、時間セールの寿司が半額で売ってきた(ラッキー!)ので、二つ購入し、これが今晩の夕食となった。
 早めに寝て、明日に備えた。

    

本日のデータ
 走行距離 134.3q
 平均速度 17.6q/h
 ホテル代 5000円
 




















『つぎはぎ日本一周』