『下田温泉〜天草』
 2014.12.29
 


 2日目スタート。温泉も8時までなら入れるということで、少し、早めに起きて朝風呂を堪能する。温泉旅館ならではの贅沢だ。朝食もしっかりいただき、旅館をあとにした。昨日夕方で、宿探しが忙しかったので、じっくり見ていなかった下田温泉。中心部をちょっと散策。すると、足湯などもあり、なかなか趣のある温泉だった。

    

 下田温泉をスタートし、389号線を今度は南下していく。昨日のルートはそれほどアップダウンはなかったが、今日は結構あり、なかなかペースがあがらない。最初の目的地は大江天主堂。ここ、天草は、素敵な教会がいくつもあるが、その一つ。

   

 いくつかのアップダウンを越えて、大江に到着。最初に『天草ロザリオ館』に寄った。天草地方のキリスト教の様子などが分かりやすく展示してあった。

  

 教会は小高い丘の上にあり、とてもいい雰囲気だった。ロザリオ館から坂を上り、教会に向かう。途中、漁に使うウキ?だろうか、クマモンがお出迎え。天気は最高で、青空の下で、教会が美しく光っているようだった。中にも入館料なしで入れるようになっていたが、当然撮影禁止。全く、やり方は分からなかったが、気持ちだけお祈りをして、外に出た。

   

 大江天主堂をあとにして、次に向かったのは、崎津天主堂。ここも、いろいろなガイドなどに紹介されている有名な教会だ。バイパスがあるのだが、昔からの海岸線の道を通り、崎津天主堂に到着。途中、カヤックで、海を進んでいる人もいて、こうした穏やかな海で、気持ちいいだろうなあ〜とまた、カヤックがやってみたくなった。
 ここの教会も、いい雰囲気の教会で、大江天主堂と同じく、中には無料で入ることができる。ここでも、お祈りをして、外に出た。

   

 

ガイドなどによく出てくる写真に、この天主堂を山の上から撮ったようなもの。案内表示には展望台の方向が書いてあるのだが、神社があるだけで、展望台らしいところが見当たらなかった。それでも、と思い、地元の方に聞いてみると、神社の裏から石段を上るようになっているということだった。結構石段も長く、これもトレーニングと思いながら、上った。展望台からは、海などはしっかり見えるものの、教会は山の木が生い茂ったからだろうあまり見えなかった。上る少し手前の場所がベストポジション。そこから写真を撮った。

   

   

次に向かったのは、国道266号線を南下し、牛深というところ。ここには、いくつかの橋が高さしたり、ループしていたりと面白い橋がある。他にもあるのだろうが、今回は、急ぐため、この橋をしっかり見て、県道26号線で、島の南側を進むことにした。橋は、高所恐怖症の人にはちょっときついかも、橋の欄干の下側は、空いていて下が見える構造になっていた。

   

    

 この時点では、なんとか急げばスタート地点の不知火の道の駅に着けるかもとも思っていたが、結構距離もあり、海岸線の道なので、アップダウンもありそうで、ひょっとしたら無理?という気持ちも出始めていた。
 それでも、行くしかない。ということで、海岸線の道を進む。予想どおり、アップダウンがあり、結構時間がかかる。ずっとコンビニのないような道だったが、やっとコンビニがあるところに来た。ちょうど、昼時ということで、コンビニ弁当。天気のいい日はこうして、外で弁当を食べるのもなかなかいい。


 その後、再び山道へすると、なんと、パンク。よく見ると、鉄のワイヤーのようなものが、しっかりささっていた。修理自体は、そんなに大変なことではないが、時間がかかるのと、精神的にダメージがあるのがきつい。距離との関係で、今日中に不知火の道の駅というのはやはり無理だと判断して、家に連絡して、本日は天草の中心街までとすることにした。幸い冬休みということで、1日延長してもなんとかなる。

  

 そう決めてから、ハイペースで進むが、やはり結構時間がかかった。海岸線なので、景色は本当によく、気持ちいい。

    

ちょうどいい時間に天草の中心街に到着。昨日通った、天草瀬戸大橋近くのビジネスホテルに宿泊することにした。

   

  

 食事はすぐ近くのファミレスでとり、本日の旅も終了。ここまでに、100キロ進んだのだが、やはり、不知火の道の駅は、距離的に考えてもちょっと無謀だった。地図で見た感じと、実際に走った感じではまた、ちょっと違うし、観光をしながらなので、どうしても思っていたよりも、先に進めないということがある。まあ、怪我の功名ということで、明日もしっかり、『つぎはぎ日本一周』を楽しもう。
本日のデータ
 走行距離  100.4q
 平均速度 18.9q/h
 最高速度 48q/h
 天草ロザリオ館入館料 300円
 宿泊代  6400円 素泊まり
 


















『つぎはぎ日本一周』