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『佐多岬〜志布志』

2009.6.7 
 次の朝。心地よい目覚め。父は、ずいぶん早く起きて、ホテルの周りを散歩していたようだった。朝食をとって、いよいよ出発だが、その前に、ホテルの前で親子で写真を撮ることにした。ミニミニ三脚はもってきていたが、父の一眼レフは重くて無理だったので、私のコンパクトデジカメで撮った。ホテルの近くの海岸には、ミニの鬼の洗濯岩のような岩があった。九州にはこういう感じの岩が多いのかも。
 今日は、なんとしても九州一周達成が目標。宮崎方面から行った志布志まではなんとしてでも到着したいと考えていた。しかし、それにはちょっと距離がある。ちょっと邪道かもしれないけれど、佐多岬から行くには、昨日来た道を逆もどりするので、その逆戻りの道だけでもカットして、新しい道から志布志を目指そうと考えた。そうすると、30キロぐらいは短縮できる。それでいて、一応自転車で進む道はつながった状態だ。これしか、方法はない。ってことで、父に南大隈川北まで送ってもらい、そこから自転車でスタートした。

   

 海岸線から離れ、山へと向かう県道562号線 徐々に高度が上がっていく。それでも、それほどのきつさは感じない。何かのイベントなら速さをある程度意識して、無理をすることも多いが、この「つぎはぎ日本一周」は、どちらかというと、疲れを残さないように気持ちよいペースで進む。そのため、坂では、本当にのろのろって感じの時もある。まあ、これも修行のようでなかなか面白い。

 

 高度が300メートルを超え国道448号線に入った。ここからは、東へ向かう。細かなアップダウンではあるが、徐々に高度が上がるついに470メートルの地点を通過。多分、ここが一番高いところだと思う。その辺りで上からぽつぽつと雨が降りだした。がーん。今回は、雨具を持ってきていない。仕方ない。ぬれながら進もうと覚悟を決めた。しかし、その雨もそれほど本降りにならず、すぐに止み、事なきを得た。

   

 さあ、これから下りだ。気持ちよく下っていると、ずっと広い道だったのだが、急に工事中の細い道に出た。空中に今後かかるであろう道路の部分に工事用の仮の橋?のようなものが作られていた。この部分が開通すると、本当にすっきりした道になる。そして、ずっと山道を走ってきたのだが、ついに、海が見え始めた。錦江湾から、今度は太平洋だ。この辺りの海岸線もとても綺麗だ。見ているだけで、癒される感じ。そして、自転車に乗って鳥のように下っているのだ。さわやか〜といった気分になる。最近だと思われるが、ここらあたりの道路、相当よくなっているはずである。地図には、くねくね道で示してあるのだけれど、実際には、大きな道路で橋のようになって、相当高いところを走っている。その分、スピードも出る。高い部分の道から今度は海のすぐ近くを通る道に下りてきた。

    

    

 そして、その道も再び上るという海岸線の道はこうしたアップダウンはよくあるパターンで、人が住んでいる漁村では平地、それをすぎると、坂を上るという繰り返しだ。そうこうしていると、内之浦につき、宇宙に関する博物館があった。なんと無料。そこに入り、見学。ちょっとした遠足気分だ。この辺りにもロケットの発射台があるらしい。宇宙開発の町という感じだ。

   

   

 再び海岸線に出る。あとは、目的地の志布志まで一直線といった感じだ。そして、目的地である、志布志という町に入る。思ってた以上に大きな町だ。以前、ここに来たはずなのに、初めてくるような感じを受けた。まあ、記憶はあいまいなものだ。そして、ついに、志布志駅。ここも、思っていた駅とちょっと違っていた。まあ、こんなこともあるか!とその時はあまり気に留めなかった。駅で、九州一周達成の記念撮影をしようとしていたところ、父がやってきた。志布志駅で合流することにしていたのである。

   

   

 両親は、今日佐多岬に行ったり、昨日私が行った神川の滝を見たりと車での観光をしていたのだ。志布志駅のすぐ近くの店で食事をとった。疲れた体には本当に食事はありがたい。
達成感に浸りながら、志布志の町を車で出発した。益田にこれから帰るのだ。ナビにしたがって進むと、都城方面をさした。結構渋滞ぎみで、なかなかすすまず、やっと都城到着。私は、なぜか、そのころ、志布志の町や駅は以前来たはずなのに、なんとなく違和感を感じていたので、携帯のインターネットで、自分のホームページを見てみた。すると、なんというミス。前回宮崎方面から来たときには、確かに目標は志布志であったのだが、時間の関係で、3駅ぐらい前の串間というところまでしか来ていないではないか!あ〜やっちゃった。九州一周達成と思っていたのだが、なんと、3駅分残ってしまったのだ。それに気がついて叫び声を上げてしまった。そのことを話すと父は、今からでも志布志にもどろうか?と言ってくれたものの、もう随分時間を使って都城まで来ていたことと、明日の仕事のことを考えると、それをする気持ちにもなれず、そのまま益田を目指すことにした。まあ、もう一度鹿児島、宮崎にこい、と神様が言って下さったと解釈することにした。両親も、来年1回忌の法事がまたあるから、そのときに一緒に来ようと言ってくれた。あ〜ありがたい。昨日のホテルでは両親はドジだなあーと思っていたのだが、私の方がよっぽどドジだった。しょぼん・・・・・。
 まあ、今回は、両親と一緒という今までにない初めてのパターンの「つぎはぎ日本一周」だったが、なかなかいいものだった。親孝行をしているような錯覚を覚えた。実際には両親に甘えているだけなのだが・・・・。両親はどうだったのかな?また、行こうといってくれたのでまんざらではなかったのかも。私も鉄道がないような場所の「つぎはぎ日本一周」はどうしようか迷っていたのだが、こういうパターンならいいなあ〜と「また行こう」の言葉に素直に甘えてみようかななどと思った。
本日のデータ
走行距離 82.12km
平均速度 19.9km/h
最高速度 63km/h
費用   高速料金 都城〜美祢  1000円(高速特別割引)  















『つぎはぎ日本一周』